一緒になったあとに

年齢が上がってくると「(彼氏・彼女が)出来たよ」から「結婚したよ」とか「子供が生まれたよ」って報告に変わってくる。幸せな気持ちのおすそ分けを貰ったみたいで、一緒に嬉しくなる。それを聞いて焦るっていう人もいるようだけど結構マイペースな方なので僕はあまり気にならない。

 

こういった報告の中で逆の場合もある。「離婚したよ」とか「モラハラを受けてる」とか事情を聞いているだけで胸がキュッと締め付けられるような話が耳に入ってくる。人それぞれに個性があって、育った環境も違えば生活の仕方や考え方、行動も違う。同棲して過ごしていく中で良いことも悪いことも気づく事があるだろうし、その中でも耐えられないものを見つけてしまった時にお互いにしんどくなってしまう。

 

「愛する」って慈しむとか大切に思うことだけではなく「違いを受け入れる」も含まれているのだと思う。そして、それだけではなくどれだけ相手をリスペクト出来るか。これは自分自身の行動も省みなければいけないけれど、「可愛い・かっこいい」っていう外面も大事だけど、内面とか行動で尊敬することが出来れば、どんなにぶつかろうが、その都度話し合って一緒に歩いていけるのかなと思った。

 

あと話を聞いていて、お金の事は決めておいた方がいいなと思う。違う道を歩くことになったり、突然の不幸があったり何が起こるか分からないこの世の中で、どちらかに重きを置かれた資金サイクルは後々自分自身を苦しめる。それぞれに口座を持ちつつ生活用の口座を別途持ち、そこで回していく。専業主夫・主婦になった時にもお小遣いとしてきっちりお金は貰うようにしたり、まだ結婚もしていないから机上の空論なのかもしれないけれど大切なことだなと思った。

 

最後に、どうか友人たちや同じような状況の人たちが再び「安心した毎日を過ごせますように」と願いつつ、何をしてあげられるのかを考えたいと思います。