ハイブランドを理解する

ハイブランド」と聞いてどこのブランドが思い浮かぶでしょうか?

ルイ・ヴィトン、グッチ、プラダ、シャネル…など色々挙げればキリがないと思います。

 

では何故人々はそれらを買うんでしょうか?

デザインだったり、他の人が持っているからとか、見栄とか色々。

 

どれも悪いことではありませんし、人によっても価値観が全く異なるのでそれを買うために頑張って働いて手にした時はすごく嬉しいものだろうなとも思います。

 

バレンシアガのシューズ

さて、こちらの画像を見てください。

バレンシアガのシューズです。見た目が結構履き潰されている感じがありますが新品です。SNS上では「なんでこんなもの買うんだ?」とか「めっちゃ汚れてるじゃん」などマイナスなコメントが多くありましたが一人の方のコメントで見方が変わりました。

 

バレンシアガのデザイナーである「デムナ・ヴァザリア」さんは自国の紛争で避難生活を送ったり、いくつかの国を渡った経験もあるそう。凄まじい経験をされていると思うが、その時の経験も踏まえ、「ブランドだったらどんな物でも買うのか」、という皮肉も込めてのこのデザインだそうです。

 

「こんなもの誰が買うんだ!?」というようなものでも「バレンシアガ」のブランドを見て購入される人もいる。そんな世界に僕たちは生きています。

 

このブログを書く時に、デムナさんのことを調べたら反戦メッセージを掲げていたり、途上国の食糧支援を行っているWFP(世界食糧計画)ともコラボをしていたり平和に向けてや、一人でも多くの人が幸せに暮らせるようにと願って行動されています。

 

何気なく購入したりする物でも、実は隠れたメッセージが存在するのかもしれません。それを少しでもキャッチして自分の考え方や知見を広げられたらなと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。